こんにちは!現役国家公務員のねこまるです。
公務員になるためには、公務員試験に合格しなければなりません。とはいえども、合格するためにまずは何をすればいいか悩みませんか?そこで、公務員試験を効率的に突破するために、まず何をすべきか、解説していきます。

本記事を書いた私は、大学時代に国家総合職、一般職、専門職、裁判所事務官、特別区、県庁、市役所、国立大学法人などを受験し、全て合格しました!
1.公務員試験の全体像を理解する
まず、効率的な勉強をするためには、公務員試験の全体像を知ることが大切です。
1-1. 試験種別
公務員試験には、主に以下の種類があります。それぞれの試験で難易度や試験科目が異なります。
私は、公務員試験は日程が被らない限り併願受験することをお勧めします。複数の試験を受けることで、試験慣れもできますし、受験料もかかりません。
そのため、自分がどの職種を受けるか、大まかにイメージしておくといいでしょう。
- 国家公務員総合職/一般職/専門職(国税専門官、財務専門官、労働基準監督官など)
- 裁判所事務官
- 東京都庁、特別区
- 地方上級(県庁、市役所)
1-2. 試験科目の分類
公務員試験の科目は、大まかに以下の分類に分けられます。
- 教養試験(数的処理、自然科学、社会科学など)
- 専門試験(憲法、民法、経済学、行政学など)
- 論文試験(教養論文、政策論文など)
- 面接・集団討論
公務員試験の科目数は非常に多く、全ての科目を完璧に勉強することは不可能です。そのため、自分の受験する科目で出題される科目がどれなのかをまずは確認することが大事です。
「受験で使う科目」を最初に決めておくことで、無駄な勉強をせずに済みます。
2. 公務員試験の科目別勉強の優先順位
2-1. 得点源にしやすい科目
限られた時間で効率的に合格するには、科目ごとの優先順位を付けることが重要です。
科目によって、出題数も異なりますし、難易度や勉強のしやすさも違います。
そのため、①出題数が多く、②難易度の低い科目からまずは勉強を始めてみましょう。

私は最初、数的処理と憲法から勉強を始めました。
- 数的処理(数的推理・判断推理)→出題数も多く、慣れれば安定して点数を稼ぐことができます。
- 憲法・行政法→特に憲法は全ての法律の基礎となりますし、内容も理解しやすいです。
上記の科目は、基本的にどの試験でも出題され、出題数も多く、内容も理解しやすいため、慣れれば得点源になります。優先して取り組みましょう。
2-2. 後回しにしても良い科目
- 時事問題(直前期に集中学習)
- マイナー法律科目(商法、民訴など)
上記の科目は、試験で必要がない科目や直前期の対策でカバーできるため、後回しにしましょう。
3. 効率的な勉強法
3-1. テキストと過去問の使い分け
インプットは最小限、アウトプットは最大限が鉄則です。
初学者は「テキスト1冊+過去問集1冊」に絞り、繰り返し解くことで知識を定着させましょう。様々なテキストに手を出すのはご法度です!
科目ごとの勉強方法の記事で、おすすめの教材を紹介していますので、よかったら見てみてください。
3-2. スケジュール管理
毎日少しづつでも勉強を継続することが合格への近道です。
「毎日同じ時間に勉強する」「週単位で進捗をチェックする」ことを習慣にしましょう。
私は、studyplusというアプリを使い、進捗管理や科目ごとの時間の計測を行っていました。
3-3. 苦手科目の克服
苦手科目は「毎日少しずつ」触れることが重要です。
例えば、数的処理が苦手なら、毎日1〜2問だけでも解く習慣をつけましょう。
4. モチベーション維持のコツ
- 目標(試験日)をカレンダーに書く
- 勉強仲間を作る
- 模試を活用して成長を実感する
公務員試験は長期戦なので、合格まで走り切るための仕組みづくりが大切です。
試験日から逆算して、どの科目にどれくらいの時間を投下するべきか、考えながら学習計画を立てましょう。
また、一緒に公務員を目指す友人と共に勉強し、お互いさぼれない環境を作るのも効果的です。
5. まとめ
公務員試験は、科目数や範囲が広く一見ハードルが高そうですが、戦略的に勉強すれば必ず合格できます。以下の点を参考に、各科目ごとの対策もぜひご覧ください。
- 試験種と科目を決める
- 得点源科目から優先的に勉強
- テキスト+過去問を繰り返す
- モチベーションを維持する
このブログでは、今後も科目別の勉強法や面接対策、最新の出題傾向について発信していきます。
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